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2017年12月31日日曜日

2017年冬・青春18きっぷの旅⑤(4日目:弘前~青森~八戸~盛岡~福島)

現存12天守の中で唯一未踏の弘前城ですが、現在、本丸の石垣解体工事のため、天守を移動するという大工事の最中でした。
そのため、天守の中には入ることができない状態でしたが、天守そのものを間近で見ることはできるようなので、早朝に見学することにしました。
駅前のホテルを7時前にチェックアウトし、お城まで25分かけて歩きました。
雪道を歩くのは久しぶりのことで、これはこれで楽しい経験でしたが、靴の中までずぶ濡れとなりました。
やはり冬用のブーツを購入しておくべきでした。
城内は雪に覆われ、北国のお城という趣がありました。
3層の天守は立派でしたが、石垣がなかったので高さがなく、やはりお城は石垣が大事なのだと思いました。
弘前城・大手門

弘前城内の様子

弘前城天守1

弘前城天守2

◆8:58弘前発~9:49青森着
青森駅で少し待ち時間があったので、駅前の施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(入館料600円)を見学することにしました。
本物のねぶたが展示されていて、とても迫力がありました。
いつか本物のねぶた祭を見物したいと思いました。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」1

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」2

◆10:46青森発~12:17八戸着
青森-八戸間はJRではなく、青い森鉄道の管轄となりますが、途中下車(青森駅、野辺地駅、八戸駅は可能)しなければ、青春18きっぷでの移動が可能でした。
車窓から、1階まですっぽり雪で埋まった民家を目にしたり、ほかにも多くの方が雪かきをされている様子を見かけたりし、皆さん大変だなと思いました。
野辺地湾も大しけで、冬の海という感じがしました。
ただ、しばらくして三沢あたりに差し掛かると、積雪が急激に少なくなってきました。
同じ青森県でも太平洋側は違うのだと、再認識しました。
八戸駅に着いたときには雪はほとんど溶けていて、少し驚きました。
八戸では駅舎内の観光案内所を訪問。そこに充電スペースがあったので、念のためスマホの充電をしておきました。
こういったサービスは本当に助かります。どこの自治体でも、有料でもいいので、やってほしいと思います。
その後、昼食をとり、青森定食をいただきました。
ただ、何が青森なのか、最後までよく分かりませんでした…。

◆14:08八戸発~15:55盛岡着、16:03盛岡発~17:35一ノ関着、17:55一ノ関発~19:33仙台着、19:40仙台発~21:02福島着
八戸-盛岡間は、青い森鉄道といわて銀河鉄道の管轄となるため、青春18きっぷは使えません。
別途料金3040円が必要です。高い…。
同区間は東北新幹線も走っていて、こちらは3500円で乗車可能でした。
普通に考えれば、時間も大幅に短縮できるので、新幹線を利用すべきでしたが、あえて普通列車を選びました。
理由は、いわて銀河鉄道にはおそらく二度と乗ることがないような気がしたからです。

八戸とは打って変わり、一戸ぐらいから再び積雪が目立つようになりました。
やはり山間部は降雪量が多いようです。
列車は定刻どおり盛岡に到着。
盛岡からは再びJRに戻るので、青春18きっぷの出番となりました。
16時半ごろには周辺は暗くなり、電灯がつき始めました。
東北の夜は早いものだなと思いました。
最終日の移動時間を考え、この日は最低でも仙台まで移動する必要がありました。
少しでも先へ進んだ方が最終日の計画に余裕が生まれるため、この日の宿泊地は福島に決めました。
盛岡から福島まではほとんど爆睡状態で、気がつけば福島に到着していました。
福島に到着したのが21時を過ぎていたので、ほとんどの店が閉まっていました。
他の都市に比べあまりにも早く、正直驚きましたが、仕方なく近くのチェーン店で夕食をとることにしました。

2017年冬・青春18きっぷの旅③(2日目:松本~甲府~富士山~宇都宮)

松本城は8時半から入場できるため、8時にはホテルをチェックアウトし、少し早めにお城に向かいました。
平日のため、来場者は少なく、2番目に入場(料金610円)することができました。
松本城は平城のため、駅から徒歩15分ほどで到達できます。
国宝に指定されているだけあって、黒塗りの外観は勇ましく、遠くに信州の山々が見渡すことができました。
松本城1
松本城2

松本城の最上階から市内を望む

◆9:39松本発~11:39甲府着
松本城を見学後、すぐに松本駅へ向かい、甲府行きの電車に飛び乗りました。
車窓から信州の山々を眺めているうちに、列車は山梨県へ入りました。
山梨県は未踏の地。初めての訪問です。
しばらくして、車窓から富士山が目に飛び込んできました。
幸い晴天に恵まれたため、はっきりと富士山を目にすることができ、心が躍りました。
中央本線車内から見た富士山

甲府に到着後、次の列車まで1時間ほどあったので、駅から徒歩5分で行ける甲府城を見学することにしました。
甲府城は天守は存在せず、石垣が残るのみですが、本丸跡から甲府の街並みと遠くに富士山を眺めることができました。
武田信玄公(甲府駅前)
甲府城から見た富士山

◆12:45甲府発~13:34大月着、13:49大月発~14:36富士山着
大月駅から富士急行に乗り換え、富士山駅へ向かいました。
片道1040円。けっこうな値段です。
おまけに車内は外国人だらけで、ここは日本か?という感じでした。
富士山駅から五重塔がある忠霊塔を目指すことにしましたが、駅前の観光案内所で確認すると、最寄り駅は二つ手前の下吉田駅とのことでした。
明らかに事前の調査不足で、電車の本数が少なく、引き返す時間もなかったので、仕方なくタクシーで向かうことにしました。
富士山駅から忠霊塔の麓までは10分ほど、料金は1360円でした。
忠霊塔のことはテレビ番組「COOL JAPAN」で知りました。
外国人に大人気のスポットらしく、一度訪問してみたいと思っていました。
麓から五重塔がある山頂まで400段ほどありますが、一気に駆け上りました。
山城に比べれば、どうってことありません。
頂上からは見事な富士の景観が望めました。
来て本当によかったです。
忠霊塔から見た富士山

◆16:40大月発~17:21高尾着、17:23高尾発~17:48西国分寺着、17:53西国分寺発~18:19武蔵浦和着、18:29武蔵浦和発~18:40大宮着、18:46大宮発~19:54宇都宮着
富士山を満喫した後、下吉田駅から大月駅まで戻りました。
2日目にして旅の目的を達成してしまい、あと3日間どうしようかと、車内で考えました。
そんなとき、以前、旅の師匠である「そらしち師匠」が、冬の東北・日本海側はお薦めだよと、話していたのを思い出しました。
普通列車で本当に行けるのだろうか。
調べてみると、3日あれば何とか関西まで戻ってこられることが分かりました。
そこで少しでも東北に近づこうと、2日目の宿は宇都宮に決めました。
途中、関東の通勤ラッシュに巻き込まれ、げんなりしましたが、無事に宇都宮に到着。
夕食は名物の餃子をたらふく食べ、就寝しました。

2017年冬・青春18きっぷの旅②(1日目:大阪~関ケ原~名古屋~松本)

初日。大阪は晴れ。
自宅最寄り駅6時23分発の電車に乗って、今旅の出発地・大阪へ向かう予定でしたが、時計を見ると6時40分…。
まさかの寝坊で、いきなり予定が狂ってしまいました。
自分の体内時計を過信し、目覚まし時計をセットしなかった。自業自得です。

◆8:05大阪発~9:00草津着、9:16草津発~9:48米原着、9:56米原発~10:17関ケ原着

当初計画では、初日に松本城を見学する予定でしたが、寝坊したため、計画を修正。
時刻表を再度確認すると、松本着は16時半以降になることが判明しました。
お城の入場時間は17時までなので、とりあえず初日の宿泊地は松本市内に決め、2日目の朝に見学することにしました。
逆に時間に余裕ができたので、一度関ケ原で下車してみることにしました。
駅舎を出ると、雪が強風であおられていました。
駅前の観光案内所を訪ねると、定休日のため閉まっていました。
仕方なく周辺地図を見ながら、次の列車まで少し辺りを散策してみることにしました。
天下分け目の大合戦があった地だけあって、町のあちこちに戦国武将を紹介する標識などがありました。
合戦跡地まで歩く予定でしたが、強風がさらに勢いを増し、体が一気に冷え込んできたので、早々に駅に戻ることにしました。
関ケ原駅

関ケ原駅周辺1

関ケ原駅周辺2

◆10:54関ケ原発~11:08大垣着、11:11大垣発~11:44名古屋着
大垣での乗り換え時間は短く、慌ただしかったですが、無事に予定の列車に乗車できました。
昼食は、名古屋駅で下車し、駅ビル内でひつまぶしをいただきました。
いきなり贅沢な昼食となりましたが、久しぶりのひつまぶしだったので、我慢できませんでした。
でもそのお陰で冷え込んだ体を温めることができました。

◆12:46名古屋発~14:08中津川着、14:25中津川発~16:42松本着
名古屋からは中央本線です。中央本線に乗るのは初めてのことです。
だから車窓から木曽路の風景を存分に楽しむことにしました。
岐阜と長野の県境ぐらいから、周辺は銀世界となりました。
途中、吹雪いているところもあって、列車は険しい山道を進んでいきました。
松本には17時前に到着。日没直前ですでに薄暗くなっていました。
駅近くのホテルにチェックインし、夕食はホテル付近のお店で馬刺しと信州そば、野菜の天ぷらをいただきました。
本格的な郷土料理に舌鼓を何度も打ちました。
食後に酔い覚ましも兼ねて、街を散歩することにしました。
近くに松本城があったので、行ってみると、堀の外の公園までは入場ができました。
天守がライトアップされていて、とても幻想的な雰囲気を感じました。
松本城



2017年9月23日土曜日

犬山城見学の旅(日帰り)

◆期日:2017年9月23日(土)
◆旅の目的・目標:犬山城(愛知県犬山市)見学
◆ルート:
【行き】8:30大阪発~9:55米原着、10:00米原発~10:32大垣着、10:41大垣発~10:52岐阜着、11:15岐阜発~11:45鵜沼着
【帰り】13:40名鉄犬山発~13:45名鉄新鵜沼着、14:07鵜沼発~14:36岐阜着、14:49岐阜発~15:40米原着、15:47米原発~17:12大阪着

◆経費:
・交通費 6,210円(JR6,040円、名鉄170円) ※特急は使わず
・施設入場料 550円
・飲食費 730円
 合計 7,490円


今日は、天気が良かったら、現存12天守の一つで未踏の犬山城を見学することに決めていました。
昨日の雨天から天気は回復し、大阪は朝から晴れ。愛知県も晴れとのことで、起床とともに荷造りをし、今旅の出発地・大阪駅へと向かいました。
荷物は1泊2日分用意をしましたが、少し風邪気味でもあったので、無理をせず、体調が思わしくないようであれば、日帰りすることにしました。


大阪から米原までは新快速に乗り、あっという間に到着しました。とはいっても約1時間半かかっているのですが、普通列車に3時間乗ったことに比べれば、楽なものです。
米原から大垣までは、駅数はそれほど多くないのですが、30分を要しました。
途中の関ケ原駅では複数の観光客が下車されていきました。
駅前には、関ヶ原の戦いに参戦した戦国武将の御旗がたくさん飾られていて、駅全体から戦国ムードが漂ってきました。今度、機会を見つけて、古戦場や資料館を訪問しようと思います。

大垣で岐阜行きに乗り継ぎ、岐阜から高山本線に乗り換え、鵜沼駅まで向かいました。
JR高山本線・鵜沼駅

鵜沼駅(岐阜県各務原市)から木曽川にかかる橋を渡ると、そこは愛知県犬山市。
対岸から犬山城の天守が見え、心が躍りました。

岐阜県側から望む犬山城

鵜沼駅から徒歩25分ほどで、入城口にたどり着きました。
入口で入場料(550円)を支払い、門をくぐると、すぐに天守へとたどり着きました。
対岸から見たときは、平地からけっこうな距離を登っていく印象を持ちましたが、なだらかな上り坂を徐々に登っていたようで、意外とあっさりと到達した気がします。

国宝・犬山城

天守内の石垣と梁

天守は、現存12天守の中でも、最古の様式が取り入れられているとあって、立派な柱や梁を鑑賞することができました。さすが国宝に指定されるだけのことはあります。
最上階では、外に張り出した回廊を歩くことができました。
お城が木曽川に隣接しているため、足元を見ると川の上を歩いているようで、高所恐怖症の身には何度も足がすくみ、恐る恐る写真を撮りました。
ただ、天守からは木曽川や犬山・鵜沼の町並み、遠くは岐阜城等が望め、絶景を味わうことができました。
心地よい秋風も吹き抜けていて、目と心の保養となりました。

犬山城からの眺望1

犬山城からの眺望2

犬山城からの眺望3

下城後、少し犬山の城下町を散策することにしました。
名鉄犬山遊園駅・犬山駅方面に向かって歩くと、旧家を改装したおしゃれなお店が軒を連ねていました。名古屋市内からのアクセスが良く、本日は祝日ということもあって、多くの観光客で賑わっていました。
昼食は、行列のできていたお店で、飛騨牛握りをいただきました。
2貫で600円。とても美味しかったのですが、値段は微妙でした。。。


そうこうするうちに名鉄犬山駅に到着。
明日も仕事は休みなので、もう1泊してどこか観に行こうか悩みましたが、頭痛もまだあり、寒気もしたので、大事をとって帰宅することにしました。
仕事も旅を楽しむのも、健康あってこそのことですね。
名鉄犬山駅から新鵜沼駅まで向かい、JRに乗り換えて、行きと同じ経路で大阪まで戻りました。幸いなことに、大阪までは全区間、座ることができました。
車窓をぼんやり眺めているうちに、不思議な事に頭痛が治まり、大阪に着いたときにはすっかり回復していました。これも旅の効用ということでしょうか。

天気にも恵まれ、無事に犬山城を見学できたので、いい休日となりました。

これで未踏の現存12天守は、弘前城と松本城の2城となりました。
【現存12天守】弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、備中松山城、松江城、丸亀城、伊予松山城、宇和島城、高知城 (赤字は訪問済)

2017年9月7日木曜日

彦根・福井の旅③(2日目・前編:福井~丸岡~福井)

2日目。福井市内は晴れていましたが、肌寒く、秋の気配を感じました。
前日に観光案内所で教えてもらったとおり、福井駅西口のバス乗り場へ向かいました。


◆8:08福井駅発~8:55丸岡城着
丸岡城へは、福井駅から京福バスで向かうのが便利です。片道640円で50分弱で到着しました。
入口で入場料(450円)を支払い、門をくぐると1分ほどで天守に着きました。
丸岡城は平城で、かつ堀がすでに埋め立てられているせいか、これまで訪れた城と比べ、あまりにも天守が近かったので、少々拍子抜けしてしまいました。
でも、天守は現存12天守に数えられるだけあって、立派な木造建築で歴史を感じさせるものでした。現存する城では最古の木造建築物というのも頷けました。
ただ、天守内の階段はとても急なので、要注意です。

丸岡城

最上階からは丸岡の街並みが一望できました。決して高地にあるわけではないのですが、周辺に高層建築物がないため、のどかな風景を楽しめました。
丸岡城からの眺め

次に隣接の「歴史民俗資料館」を見学し、次いで「一筆啓上 日本一短い手紙の館」を見学しました。
丸岡は、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」の手紙の作者としても有名な戦国武将・本田重次の子、本田成重が初代丸岡藩主として治めた地で、この手紙の中にある「お仙」が成重にあたるそうです。
館内には多くの手紙が公開されていましたが、どの作品も名文で、自分の文章の拙さを恥じるばかりでした。

日本一短い手紙の館

本田重次の手紙

◆10:15丸岡城発~10:55福井駅着
丸岡には1時間半ほど滞在し、いったん福井駅に戻ることにしました。

2017年9月6日水曜日

彦根・福井の旅②(1日目:大阪~彦根~福井)

初日。自宅を9時前に出て、まずは今回の旅の出発地・JR大阪駅へ向かいました。
大阪駅周辺の金券ショップで再度、青春18きっぷを求めましたが、どこも品切れで、仕方なく代わりに彦根までの格安切符を購入しました。
購入した切符は昼間特割切符のため、10時以降でなければ改札を通れず、しばらく駅構内で時間を潰しました。
大阪-彦根間は正規運賃だと片道1,940円かかりますが、今回購入した切符は、大阪-京都間の昼間特割切符と京都-彦根間の回数券の組み合わせで、計1,470円で済みました。


◆10:08大阪発~11:14草津着、11:20草津発~11:48彦根着
大阪から草津までは快速列車で移動し、草津から新快速に乗り継ぎました。車窓から見た草津駅や栗東駅、守山駅周辺の景色は、私が住んでいた頃とは様変わりしており、町の発展ぶりを感じました。
しばらくして列車は彦根に到着。東海道本線の新快速はやっぱり速いですね。
彦根駅で観光マップを入手し、駅前のメインストリートを10分ほど歩くと、彦根城に到着しました。
入口で入場券(周辺施設とのセット料金1,500円、城見学のみだと1,000円)を購入し、早速天守へ向かいました。
天守は、さすが国宝だけあって、立派な建物でした。最上階まで上ると、琵琶湖からの爽やかな風が出迎えてくれました。そしてそこから見た彦根の町並みと湖の風景、そして対岸の山々の美しさは格別でした。
琵琶湖の風景がこんなにきれいだとは、少年時代には思いもよりませんでした。

彦根城天守

彦根城天守からの眺め
本丸から少し離れたところにある西の丸櫓はさらに湖が近いため、本丸からとはまた違った美しい光景を楽しむことができました。
城内には桜の木がたくさんあったので、春はきっと美しい風景を望めるのだと思います。

彦根城西の丸櫓からの眺め1

彦根城西の丸からの眺め2
次に彦根城の堀を挟んで向かいにある玄宮園へ行きました。
玄宮園は美しい日本庭園で、そこから見上げた彦根城も趣があって、格別でした。木陰のベンチに座り、しばらく庭園を眺めることにしました。

玄宮園から望む彦根城

玄宮園
その次に特別展を観に行きました。現在放送中のNHK大河ドラマが井伊家の話なので、館内の至るところに直虎と直政の紹介がありました。
彦根城には結局2時間ほど滞在し、駅前の定食屋さんで遅めの昼食をいただき、宿泊地の福井を目指しました。


◆14:48彦根発~15:34近江塩津着、16:01近江塩津発~16:15敦賀着、16:45敦賀発~17:36福井着
彦根出立後、次の米原で東海道本線に別れを告げ、列車は北陸本線へ入りました。
近江塩津で湖西線経由でやってきた列車に乗り継ぎ、敦賀へ。敦賀で次の列車を30分待ち、そこから約50分で福井に到着しました。

彦根から福井までは乗り継ぎが悪く、思っていたより時間がかかりました。北陸本線はやはり特急サンダーバードが便利なようです。
福井には以前、仕事で何度か来たことがありましたが、観光するのは今回が初めてとなります。とりあえず駅前の観光案内所で丸岡城までの行き方を教えてもらい、宿泊先へ向かいました。
夕食は、ホテル近くのお蕎麦屋さんで、名物の越前そばをいただき、明日に備えることにしました。

今日は彦根城をゆっくり鑑賞できたことと、久しぶりに故郷の風景を観られて、満足のいく1日となりました。

2017年8月21日月曜日

中国地方の旅⑥(5日目:倉敷~備中高梁~岡山~大阪)

「2017夏 脱力の旅(中国地方編)」もいよいよ最終日を迎えました。さすが晴れの国・岡山。朝から晴天です。
5日目は前回、四国の旅で断念した備中松山城へ向かう日に当てようと、当初から決めていました。備中松山城は、松江城同様、現存天守12城の一つで、天守が現存する山城としては日本一高い場所(標高430M)にあります。訪問するには、それなりの準備と覚悟が必要です。
事前の調べでは、駅から登城口まで徒歩だと片道50分。登城口から天守まで歩くとさらに40分。計90分となります。往復3時間です。駅から乗り合いタクシーやバスも出ているとありましたが、いまいちよく分からなかったので、とりあえず現地へ向かうことにしました。


◆7:41倉敷発~8:16備中高梁着
倉敷から伯備線で備中松山城のある備中高梁へ向かいました。意外と言ったら怒られるかもしれませんが、備中高梁までは複線で、列車はあっさりと備中高梁駅に到着しました。しかも備中高梁駅は立派な駅舎を擁し、中には蔦屋書店とスターバックスが入居しており、さらに驚きました。

備中高梁駅内の図書館(蔦屋書店、スタバあり)
駅ではまず、コインロッカーに荷物を預け、周辺地図を入手しました。はじめは城まで歩いていくつもりでしたが、念のため駅下のバス案内所「高梁バスセンター」で、城までのバスがあるかを確認すると、市内ループバスが城の近くまで走っていることを教えてくれました。
ループバスのバス停「運動公園」から、ふいご峠(8合目)までの往復シャトルバスが出ているバス停「城見橋公園」(5合目)まで徒歩10分とのこと。急に気が楽になり、まずはループバスで運動公園まで向かうことにしました。
運動公園から眼前のトンネルを抜けて、山道を進んでいくと、しばらくして「城見橋公園」が見えてきました。シャトルバスは15分間隔で出ており、運賃は往復400円で、乗車券は城見橋公園の売店で販売しています。
シャトルバスに乗ってふいご峠に到着。ここから20分ほど登っていくと、天守のある山頂に到着しました。
眼下に広がる景色を見て、よくまあこんな高地に城を築いたものだと、改めて昔の人の偉業や創意工夫に感服しました。
晴天に恵まれ、のどかな景色も見られて、備中松山城は大満足の城でした。
この城は天空の城としても有名なので、雲海から天守が顔を出す姿を見に、いつかまた再訪したいと思います。

運動公園から塩見橋公園まで向かう途中の道

備中松山城(大河ドラマのオープニングにも使用された石垣)

備中松山城

備中松山城から城下を眺める
シャトルバスで再び城見橋公園まで戻り、そこから運動公園まで向かいました。
駅で入手した観光案内に、備中高梁は武家屋敷が並ぶ通りも見どころだと紹介されていたので、駅まで向かう途中でバスを降り、そこから駅まで散策してみることにしました。
高梁の街はどことなく情緒があって、昔の城下町の名残が随所に残されていて、個人的には好きなタイプの街でした。

武家屋敷が並ぶ通りから撮影
駅に戻り、蔦屋書店・スターバックスで休憩をとることにしました。正面に美しい山が望める3階の座席を確保し、そこでしばらくのんびりとした時間を過ごしました。大阪にもここよりも大きな蔦屋書店はありますが、常に混雑していて、個人的にはとても落ち着けるような空間ではありません。それに比べてここの空間は、ゆったりとくつろげて、地元の人が少しうらやましく思いました。
(夏休み中で地元の生徒・学生がたまたま少なかっただけかもしれませんが)


◆12:29備中高梁発~13:19岡山着
大満足のうちに備中高梁を後にし、もう1カ所ぐらい回ろうかと考えましたが、興ざめするのもいやだったので、このままのんびりと途中休憩を挟みながら大阪まで帰ることにしました。
いったん岡山で下車し、駅の商業施設で昼食をとりました。


◆14:12岡山発~15:16相生着、15:19相生発~15:39姫路着、16:11姫路発~17:13大阪着
岡山から関西方面への路線は、これまで何度か利用しているため、見慣れた景色が続きました。ただ、西明石を過ぎてから、新快速列車と普通列車が並走する光景を目にして、都会に戻ってきたことを実感しました。
列車は17時過ぎにゴール地点の大阪駅に到着。青春18きっぷを活用した第2弾の旅が終了しました。

中国地方の旅③(2日目:米子~安来~松江~出雲)

2日目は今旅のメインとなる、月山富田城と松江城を見物する日です。天候はかなりあやしく、この数日間は中国地方は雨に見舞われるとの予報でした。


◆7:33米子発~7:40安来着
安来駅までは米子駅からわずか1駅。この両駅間に鳥取、島根の県境があるんですね。
安来駅に到着すると、レンタルサイクルをされている案内を目にしたので、観光案内所の女性に尋ねると、「今日は先約が入っていて、残り1台ですが、ありますよ」とのこと。
早速、レンタルの手続きをしようとすると、「どちらまで行かれるご予定ですか?」と聞かれたので、「月山富田城までです。」と答えると、女性の顔色が変わりました。
「あの、車でも20分はかかりますが…」。
前回、高知・中村での成功体験があったので、高を括っていたのですが、駅からの距離が約15キロと聞いて、慌ててレンタルをやめました。
「どうやって行けばよろしいでしょうか…」と拝むような気持ちで尋ねると、「路線バスが登城口の近くまで走っているので、そちらをご利用ください」とのこと。「城のすぐ近くには足立美術館もあり、こちらも同じバスで行けますよ」と、行きと帰りのバスの時刻を蛍光ペンで丁寧に記した時刻表をくださいました。
とても親切な対応で、前日の鳥取とはえらい違いやな、と思いながら、いっぺんに安来が好きになりました。

安来駅
幸いバスはすぐにやってきて、登城口の最寄りのバス停までは25分ほどで着きました。ただ、一つひとつの停留所間の距離が長くて、所々に坂道もあったので、自転車で来ていたらと思うと、ぞっとしました。しかも借りようとしていたのが、電動自転車ではなく、ふつうのママチャリだったので、なおさら案内所の女性に感謝の念を抱きました。
所定のバス停で降りで、そこから登城口までは徒歩10分ほどで着きました。
城下から本丸跡を見上げると、さすがは難攻不落の名城。もはや城見物ではなく、軽い登山です。

覚悟を決めて登ること約25分。息は切れ、膝はふるえ、山頂に到達したときには、蒼色のTシャツが汗で紺色に変色していました。
途中で「我に七難八苦を与えたまえ」の逸話でも有名な山中鹿助(幸盛)の銅像を目にし、元気をもらいましたが、荷物を駅前のコインロッカーに預けていたので、やはり着替えを持ってくるべきだったと反省しました。

月山富田城跡

山中鹿助像
それでも本丸跡(山頂)からは、のどかな田園風景や安来の町並み、遠くには中海の姿が望め、絶景でした。
そしてこの城が難攻不落と評された理由も納得できました。こんな急こう配な斜面を重い甲冑や刀を携えて攻めるなど、昔の人でもさぞ萎えたことだろうなと実感しました。

月山富田城から日本海方面を望む
月山富田城を下り、元のバス停から、次に「足立美術館」に行ってみることにしました。バスで5分ほどの距離です。
この美術館の存在は以前、テレビで見て知っていましたが、安来にあることまでは把握していませんでした。
所蔵美術品の質・量はもちろん、その庭園の美しさでも有名です。正直なところ私は美術品にはあまり関心はありませんが、せっかくの機会なので、見学することにしました。
美術館の周辺は田園のみにも関わらず、多くの観光客が朝から詰めかけていました。その中には外国人観光客もたくさんいました。
美術館に入って、展示品の数々にも目を奪われましたが、やはり庭園の美しさが一番印象に残りました。テレビで見た、あの美しい光景を肉眼で拝見することができ、細部にまで神経の行き届いた庭師の方のこだわりに感銘を受けました。今まで見た美術館の中で一番良かったかもしれません。来てみてよかったと思いました。
足立美術館から安来駅までは、美術館が無料送迎バスを出しており、利用しました。

足立美術館(庭園1)

足立美術館(庭園2)
◆11:38安来発~12:07松江着
バスの乗り継ぎがよかったこともあり、実質3時間ほどで月山富田城と足立美術館を見物することができました。先ほどの観光案内所の女性にお礼を述べ、次の目的地の松江へ向かいました。
松江駅から松江城までは、市内の要所を巡るループバスを利用しました。
松江城は現存12天守の城の一つにあたります。前回の四国の旅で、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城、姫路城を見物したので、松江城で6城目となります。
松江城は平城なので、難なく天守までたどりつけました。
天守内には井戸が残されているほか、展示品もいろいろとあり、充実していました。最上階からは、松江の町並みと宍道湖が望め、心地よい風が吹き抜けて、束の間の休息をとることができました。
しばらく城下を眺めていると、お堀の回りを屋形船が行き来しているのを発見しました。どうやら観光用らしく、乗ってみることにしました。
屋形船でお城や城下町を巡るのは初めての経験です。船頭さんが松江の歴史や名所の案内をしてくれたほか、松江ゆかりの唄まで披露してくれて、楽しい時間を過ごすことができました。

松江城

松江城から宍道湖方面を望む

松江城内に残る井戸
◆16:20松江発~17:12出雲市着
2日目の宿泊地は、次の日の行動を見据え、出雲市に決めました。松江からバスで境港まで行こうか迷いましたが、遅くなりそうなので、断念しました。
出雲市駅に到着したときには雨が降り出し、しばらくすると大粒の雨へと変わりました。夕食に出雲そばをいただき、駅前のホテルで休みました。
今日は終始大満足の一日となりました。この地を勧めてくれた、そらしち師匠にただただ感謝するばかりです。

2017年8月19日土曜日

四国一周の旅⑤(5日目:徳島~岡山~姫路~三ノ宮)

5日間の旅も最終日を迎えました。一部乗れなかった区間もありますが、宇多津まで到達すれば、四国一周の達成です。

◆6:40徳島発~9:09高松着、9:23高松発~10:18岡山着
高徳線で、まずは高松へ向かいました。この日の予定はほとんど決めておらず、とりあえず岡山まで戻ることにしました。
高松までは2時間半かかりましたが、高松から岡山へは快速マリンライナーに乗車。この5日間でJR四国の単線にすっかり慣れてしまっていたので、やはり速く感じました。あっという間に瀬戸大橋を通過し、四国に別れを告げることになりました。
このままだと昼過ぎにゴール地点の三ノ宮に着いてしまうので、岡山で降りて、岡山城と後楽園を見学することにしました。
岡山駅から市バスに乗り、まずは岡山城へ向かいました。岡山城は黒塗りの天守で立派な建物でしたが、城内にエレベータが設置されており、少し興ざめしてしまいました。一通り見て回った後、隣の後楽園へ向かいました。
後楽園の庭園は美しく、そこから眺める岡山城は見ごたえがありました。岡山城は少し離れた位置から眺める方が、よさそうに思いました。
後楽園から岡山城を望む

◆12:12岡山発~13:17相生着、13:21相生発~13:40姫路着
岡山で昼食も済ませ、このまま帰路につこうか迷いましたが、少し消化不良の感があったので、旅の最後に国宝で世界遺産でもある姫路城を観に行くことにしました。
姫路城へは小学生のとき以来の訪問です。自宅と同じ県内にあるので、いつでも行けると思っていましたが、なかなか行けないものですね。この機会に行っておいて正解でした。
姫路駅から徒歩10分。駅から天守が見えるので、メインストリートを直進すれば簡単に到達できました。
さすが、世界遺産です。ひっきりなしにやってくる観光客で入城口は溢れかえっていました。でも門をくぐってさらにびっくり。敷地の壮大さと白で統一された城郭の荘厳さ、天守の美しさ等、すべてに圧倒されました。伊予松山城の連立天守も見事でしたが、姫路城はその数倍の麗しさがあり、旅の疲れは一気に吹き飛びました。
姫路城1

姫路城2
◆15:56姫路発~16:37三ノ宮着
少し早いですが、ゴールの三ノ宮に戻ってきました。全行程を終了し、三つの目標も達成できました。本当はもう少し各地を回ってもよかったのかもしれませんが、姫路城で十分満足したので、帰ることにしました。
青春18きっぷを使った初の一人旅は、天気にも恵まれ、幸せな日々を過ごすことができました。
こんな面白い企画に今まで気が付かなかったことに多少の後悔もありますが、これから少しずつ取り返していこうと思います。