2018年8月14日火曜日

2018年夏 立山黒部アルペンルートの旅③(立山~黒部~信濃大町~大阪)

2018年8月13日(月)
5時起床。外はあいにくの雨です。あたりは真っ白でほぼ視界ゼロです。
景色を楽しむという目的の達成は絶望的でしたが、7時にチェックアウトし、管理人さんに車で室堂まで送っていただきました。
車で15分ほどで室堂に到着。予想通りあたり一面、真っ白です。立山連峰の稜線はおろか山の形すら見えません。

かなりへこみましたが、せっかくここまで来たので、雄山に登ってみることにしました。
時折り雨が強く降りそそぐこともありましたが、防寒・防雨対策は万全だったので、問題はありませんでした。

室堂(雨で山々はまったく見えず)

雄山へ向かう道

◆7:45室堂発~8:25一の越山荘着、8:45一の越山荘発~9:30室堂着
室堂から40分ほどで標高2700メートルの一の越山荘に着きました。
ここにたどり着くまでに、8月にも関わらず、積雪がところどころに残っていました。
一の越から山頂まではさらに勾配がきつくなります。
悪天候に加え、前日痛めた左膝と装備不足を考慮し、ここで引き返すことにしました。
小学生が山頂を目指して登っていく姿をみて、何とも情け無く思いましたが、無理は禁物と自戒しました。
再び室堂まで戻ってきたころには、雨はますます強くなり、天候の回復は期待できそうにありませんでした。
そこで、早々に見切りをつけ、黒部ダムを見に行くことにしました。

8月でもところどころに積雪が!

一の越山荘(標高2,700メートル)

一の越から雄山山頂へ向かう道

10:15室堂発~10:25大観峰着
大観峰まではバスに乗車。雄山を貫通したトンネルの中をバスが走ります。
大観峰も室堂と同じく雲にとざされ、何も見えず。がっかりです。

大観峰から黒部ダムをのぞむ

晴れていたらこんな感じ…

◆10:35大観峰発~10:40黒部平着、10:50黒部平発~10:55黒部湖着
大観峰からはロープウェイ、黒部平からはケーブルカーとなります。
天気が良ければ絶景を拝めたはずですが、ここも雨。完全に心が折れました。
もっと散策したかったのですが、気力がすっかりなくなり、さっさと去ることにしました。

黒部湖駅(こちらも急勾配!)

黒部ダム(大雨でした…)

◆11:35黒部ダム駅発~11:51扇沢着
この区間は有名なトローリーバスに乗車となります。8両すべて満車で、すし詰め状態でした。
お盆の時期は人が多すぎてダメですね。この時期には二度と来ないでおこうと思います。

トローリーバス(扇沢駅)

◆12:30扇沢発~13時05分 信濃大町着
信濃大町までは路線バスで向かいます。切符を買って、早々にバスに乗り込みました。
しばらくするとアナウンスが流れて、満車になったので、定刻より10分早く出発するとのこと。
そんなことしていいんかいな、と驚きました。。。
30分ほどで信濃大町に到着。やはりここも雨。
どうやらこの地方は明日も雨のようです。
あと二泊はして、北信越を巡る予定でしたが、旅を続ける気分ではなくなり、ここで切り上げて帰宅することにしました。

信濃大町駅

◆13:14信濃大町発~14:20松本着、14:30松本発~16:51中津川着、16:55中津川発~18:15名古屋着、18:30名古屋発~19:03大垣着、19:29大垣発~20:05米原着、20:18米原発~21:42大阪着
大垣に着くと、雷雨が激しくて驚きました。
電車が無事に動いて、安堵しましたが、北陸以外にも局地的に雨が降っていたんですね。
異常気象の年なので、観光産業も大変だと思いました。
22時前には大阪に戻ってきました。
結果的に今日1日で立山から長野経由で大阪までの大移動となりました。
左膝は、ふつうに歩くぶんには問題ありませんが、階段の登り降りの際に激痛が走ります。
大阪駅はエスカレーターが完備されているので、この日ばかりは本当に助かりました。
結果的に天候に左右された残念無念の旅となりました。
紅葉の時期に立山・黒部を再訪し、リベンジを果たしたいと思います。

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