2018年9月12日水曜日

2018年秋・青春18きっぷの旅⑥(総括)

日光、奥日光、会津若松、山形、米沢、鎌倉等を巡った今回の旅の総括です。

◆期間:2018年9月6日(木)~10日(月) 4泊5日

◆経路
・JR東海道本線(西宮→尼崎→野洲→米原→大垣→岐阜→豊橋→浜松→沼津→(東京))
・JR東北本線((東京)→久喜→小山→小金井→(宇都宮))
・JR日光線((宇都宮)→日光→宇都宮)
・東武バス(総合会館前→二荒山神社中宮祠、中禅寺温泉→日光)
・JR東北新幹線(宇都宮→郡山)
・JR磐越西線(郡山→会津若松→新津)
・JR羽越本線(新津→新発田→余目)
・JR陸羽西線(余目→清川(*)→新庄)
 *清川-新庄間は8月の台風の影響で不通となっており、代行バスによる移動
・JR奥羽本線(新庄→山形→米沢→福島)
・JR東北本線(福島→郡山)
・JR磐越東線(郡山→いわき)
・JR常磐線(いわき→水戸→東京)
・JR東海道本線(東京→大船)
・JR横須賀線(大船→鎌倉)
・江ノ島電鉄(鎌倉→長谷、由比ヶ浜→藤沢)
・JR東海道本線(藤沢→熱海→興津→浜松→豊橋→大垣→米原→野洲→大阪)

◆経費
・交通費   21,750円
・宿泊費   25,760円
・飲食費   14,357円
・入場料    4,060円
・その他    4,892円
 合計    70,819円

◆その他
・今回、山形県と茨城県を訪れたので、47都道府県で未踏の地は群馬県のみとなりました。次の旅の有力な候補地となりそうです。
・日本百名山に初登頂できましたが、山行計画が不十分であったため、余計な出費を生んでしまいました。反省しています。
・今回の旅では気象庁のホームページをフル活用しました。とても便利です。

2018年秋・青春18きっぷの旅⑤(水戸~鎌倉~大阪)

2018年9月10日(月)
4時起床。最終日の今日は大阪までの大移動となります。
午前は西日本が本降りで、午後から東へ勢力が移るということで、早めに帰宅の途につくことにしました。

◆5:16水戸発~7:24東京着、7:28東京発~8:09大船着
平日の朝に首都圏を通ることは避けたいところでしたが、そうも言ってられないので、早朝に出立しました。
水戸駅ではガラガラでしたが、6時半過ぎには満員状態、さらに柏から先はすし詰め状態となり、東京一極集中の問題を改めて考えさせられました。
東京駅で東海道本線に乗り換えましたが、15両編成の熱海行は予想通り満員・すし詰め御礼。東京で勤めるとなると、通勤だけで体力と気力をかなり消耗しそうです。
関西も似たような路線がありますが、東京に比べたら全然マシだと思いました。

◆8:14大船発~8:22鎌倉着、8:36鎌倉(江ノ島電鉄)発~8:41長谷(江ノ島電鉄)着
当初は終点の熱海まで乗り続ける予定でしたが、このまま帰宅するのはもったいない気がしてきました。
車内で路線図を見ながら、どこか観光スポットがないか探っていると、鎌倉の二文字が目に飛び込んできました。横浜に差し掛かる頃にはすっかり気が変わって、大船で横須賀線に乗り換え、鎌倉へ向かいました。
鎌倉は初めての訪問です。せっかくなので、江ノ島電鉄に乗って、鎌倉大仏のある高徳院へ向かうことにしました。
高徳院には長谷駅から徒歩5分ほどで着きました。
拝観料を払い、中に入るとすぐに、教科書で見た大仏が見えてきました。
その姿は立派で、見事なものでした。昔の人はよくこんなものを建造したものだと感服しました。
20円払うと大仏の中も見学できると知り、早速中に入ってみると大きな空洞・空間があり、当時の技術力の高さに、さらに驚きました。
高徳院入口

鎌倉大仏(真正面から)

鎌倉大仏(手前の小屋で料金を払うと中に入れます)

高徳院を後にし、長谷駅から由比ヶ浜駅まで歩いてみました。途中、湘南の浜辺を見ることができました。
湘南・由比ケ浜

◆9:39由比ヶ浜(江ノ島電鉄)発~10:11藤沢(江ノ島電鉄)着
このまま鎌倉駅まで戻り、鶴岡八幡宮を見学しようかと考えましたが、空模様があやしくなってきたので、江ノ島電鉄で藤沢駅まで向かうことにしました。
途中、鎌倉高校駅手前の踏切で多勢の人が写真を撮っている光景に遭遇しました。どうやらここが、マンガ「スラムダンク」で登場した有名な場所のようです。
江ノ島電鉄は海岸線沿いを走るので、相模湾の雄大な景色を見ることができ、心が安らぎました。
鎌倉では、奇跡的に晴れてくれました。今回の旅はほとんど天気に恵まれなかったので、最終日にようやく報われた気がします。
月曜日の朝だったので、観光客もまばらで、ゆったりと巡ることができました。
突発的な思いつきでしたが、立ち寄ってみて本当に良かったと思います。
江ノ島電鉄

◆10:22藤沢発~11:25熱海着、11:38熱海発~12:35興津着、12:43興津発~14:15浜松着、14:20浜松発~14:54豊橋着、15:20豊橋発~16:46大垣着、17:09大垣発~17:44米原着、17:47米原発~18:12野洲着、18:28野洲発~19:27大阪着
藤沢から大阪までは、改札口を出ることなく、「鉄ちゃん」を満喫しました。
今回の旅はこれで終了です。百名山に登ったり、世界遺産や国宝を見たり、偉人の教えに感化されたり、様々な経験をすることができました。
5日間でしっかり「脱力」できたので、明日からまた仕事に励もうと思います。

2018年秋・青春18きっぷの旅④(山形~米沢~水戸)

2018年9月9日(日)
5時起床。山形市内は小雨。気温は20度前後でしょうか。やはり北国ですね。半袖では寒く、秋の到来を肌で感じました。
6時半にチェックアウトし、山形城跡のある霞城公園へ向かいました。ホテルから徒歩で20分ぐらい、山形駅からだと15分ほどで着きます。
この城跡は一部の施設を除き無料で、しかも早朝5時から開いているので、旅行者には助かります。
城内は広く、一般車両も通行しており、地元の人が散歩やランニングをされていました。
最上義光の銅像や石垣などを見て、駅へ戻りました。
山形城・二ノ丸東大手門

山形城・最上義光像

山形城・本丸一文字門

堀に隣接する山形新幹線の線路

◆8:15山形発~9:06米沢着
次に伊達政宗と上杉家ゆかりの地、米沢へ向かいました。
まずはパワースポットとしても知られる上杉神社を訪問しました。
駅からバスも出ていますが、50分に1本ぐらいの走行のため、タイミングが合わず、歩くことにしました。30分ほど要しましたが、空気が涼しく、街並みを見ながらだったので、苦痛ではありませんでした。
上杉神社は、上杉謙信公が祀られています。敷地内の稽照殿には謙信公をはじめ上杉鷹山や直江兼続ゆかりの宝物が展示されていて、見応えがありました。戦国武将ファンは必見だと思います。

上杉神社入口:「毘」と「龍」の旗が迎えてくれます。

上杉鷹山像:「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」
稽照殿

その後、隣接の米沢市上杉博物館を見学しました。常設展のほか、写真家・岩合光昭さんの企画展も開かれていたので、続けて拝見しました。人間を除く全哺乳類の数よりも人間の方が多いという解説文に衝撃を受けました。
1時間半ほど過ごし、駅へ戻りました。
昼食は、駅前の精肉店が営むレストランで、米沢牛のステーキをいただきました。昨日の昼食以来のまともな食事だったこともあり、あっという間に完食しました。
米沢市上杉博物館

◆13:08米沢発~13:54福島着
奥羽本線ですが、福島行きは13時8分を逃すと、次は17時44分までありません。
乗り遅れないように早めに駅へ戻りました。ちなみに満員でしたが、早めにホームに並んでいたので、座れました。
米沢を出発する頃には日差しが出てきたのですが、峠駅に近づくにつれて霧が発生し、あたりは真っ白になりました。山形と福島の県境を感じさせてくれました。
峠駅では有名な力餅の売り子さんを拝見できました。

◆14:19福島発~15:07郡山着、15:12郡山発~16:42いわき着、16:54いわき発~18:32水戸着
福島からは東北本線に乗り換え、郡山へ。そこから今度は磐越東線に乗り換え、いわきへ向かいました。
いわきで常磐線に乗り換え、今夜の宿泊地・水戸へ。さらに先へ進むことも可能でしたが、茨城県内の土を踏んだことがないので、この地でストップすることにしました。
常磐線は、たびたび海岸線沿いを走るので、車窓から太平洋が見られました。全国的に雨天の中、関東は晴れていて、雄大な景色を眺められ、1日の良い締めくくりとなりました。
今旅で山形と茨城の両県に立ち寄りましたので、人生で未踏の都道府県は残すところ群馬県のみとなりました。

2018年9月11日火曜日

2018年秋・青春18きっぷの旅③(会津若松~新津~新発田~山形)

2018年9月8日(土)

◆8:30 市内ループバスで鶴ヶ城を見学
会津若松は朝から小雨でした。全国的に秋雨前線の影響で天気は悪いようなので、仕方がないのですが、ついてないです。
とりあえず鶴ヶ城を見学するため、市内を走るループバスに乗って向かいました。
戊辰戦争で損傷が激しかったため、天守は明治時代に一度解体されましたが、昭和に入ってから復元されています。
城壁は当時の姿を留めているので、見応えがありました。天守内には歴史資料や文献も展示されています。
最上階からは会津の街並みが一望できますが、この日はあいにくの天気で、もうひとつでした。
1時間ほど見学し、再びバスで駅へ戻りました。

鶴ヶ城

天守からの眺め①

天守からの眺め②

次の目的地は、当初は鶴岡で降りて、月山を登る予定でしたが、明日も天気が芳しくなさそうなのと、左膝もあまり回復していないので、断念しました。
そこで列車乗り倒し、乗り鉄の旅に切り替え、行けるところまで普通列車で行くことにしました。

◆11:02会津若松発~13:17新津着、14:19新津発~14:47新発田着
郡山と新津・新潟を結ぶ磐梯西線の後、新津から羽越本線に乗り替え、北上しました。
乗り替え待ち時間があったので、新津駅周辺を散策しました。駅前の商店街は土曜日にもかかわらず閑散としていて、シャッター商店街の様相を呈していました。
駅前のコンビニで軽い昼食をとり、次の電車で新発田へ向かうことにしました。
新発田でも待ち時間が50分あったので、新発田城を見学しようと駅から徒歩で向かいました。
20分ほどで到着すると思っていましたが、一向に着く気配がありません。このままでは次の電車に間に合わないので、慌ててタクシーに飛び乗り、駅に引き返しました。
全くの空振りでしたが、新発田の町を散策できたので、よしとしました。

◆15:42新発田発~19:04余目着
新発田から再び羽越本線で北上です。電車は途中の村上駅で44分間停車しました。昨年の愛媛県・八幡浜駅での停車時間を上回る新記録達成です! どうやらこの村上駅が直流と交流の境目のようです。
仕方がないので、いったん駅を出てみましたが、駅周辺を散策するには時間が足りないので、構内のコンビニでお酒とおつまみを購入し、車内へ戻り、孤高な宴会を楽しみました。
村上駅を17時10分に再出発。すっかりほろ酔い気分で出来上がっていました。
しばらくして、車窓から日本海が見えてきました。この頃には雨も止んで、美しい景色をしばし堪能できました。
電車が山形県内に入った頃に、ちょうど日没を迎えました。昨冬の東北の旅では山形には行けなかったので、人生初の山形入りとなります。
そうこうするうちに余目駅に到着。ここから陸羽西線に乗り換えです。
それにしても夕暮れ時の羽越本線、最高でした。アドバイスをくれた、そらしち師匠に感謝です。
車窓から見た日本海

◆19:22余目発~19:35清川着、19:44清川発(代行バス)~20:37新庄着
陸羽西線ですが、8月の大雨の影響で清川から先は不通となっていて、バスによる代行輸送となりました。
清川駅に着くと、辺りは真っ暗で不安になりましたが、改札口を出たところにマイクロバスが停車していて安堵しました。
私以外にも旅人が3名いて、皆、新庄まで乗車しました。
余目駅で陸羽西線に乗り換え

◆20:48新庄発~21:58山形着
バスは定刻通りに新庄駅に到着しました。新庄駅は立派な駅舎を擁していて、驚きました。
新幹線停車駅なので当たり前かもしれませんが、いい意味で期待を裏切られました。
新庄から先は奥羽本線となります。20時48分発が最終となります! 都会では考えられないことですが、ワークライフバランスを保つにはこの方がいいように思えました。
列車は無事、本日の宿泊地・山形駅に到着。今日は乗り鉄の旅となりましたが、終始座れたので、のんびりとリフレッシュできたと思います。

2018年秋・青春18きっぷの旅②(小山~日光東照宮~男体山~会津若松)

2018年9月7日(金)

◆5:42小山発~5:49小金井着、6:02小金井発~7:13日光着
今日は日光を訪れることにしました。
以前、テレビ番組で奥日光の特集をしていたので、いつか訪問し、男体山にも登ってみたいと思っていたからです。
まずは日光東照宮を見学することにしました。8時からしか参宮できないので、駅から歩いて向かいました。20分ほどで入口に着きました。
日光駅から歩いて東照宮へ
駅から20分で入口へと続く案内口に到着
朝一番だったので観光客はまだ少なめでした
五重塔

さすが世界遺産に登録されているだけのことはあって、静寂な山の中に豪華な建物が並んでいました。
どの建物も細部まで装飾が施されていて、感銘を受けました。
平日の朝一番だったこともあって、校外学習らしき小学生の集団はいましたが、総じて観光客は少なく、写真も気兼ねなく、たくさん撮れました。
やはり観光名所は平日の朝一に限ります。
三神庫:金箔が見事でした

神厩舎:三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)

陽明門

奥宮へと続く道

奥宮

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し 急ぐべからず」

◆9:10総合会館前(東武バス)発~9:58二荒山神社中宮祠(東武バス)着
続いて日本百名山の一つ、男体山を登頂することにしました。
東照宮前からバスで登山口でのある二荒山神社へ向かいました。
二荒山神社入口

◆10:10登頂開始
まずは登山口受付で名前と住所を記入し、入山料500円を支払います。するとお守りを授けてくれました。
受付を済ませ、入山します
はじめは階段で、登り切ったところが1合目になります
2合目へと向かう道
◆10:45 3合目着
3合目から4合目は車道を歩きます
◆11:10 4合目着
道はよく整備されています。でも斜面は所々急勾配ですので、ストックはあった方がいいと思います。
4合目。ここからが本番です
◆11:25 5合目着
5合目
◆12:03 7合目着
7合目:だんだん苦しくなってきました
◆12:35 8合目着
8合目
山頂まであともう少しのところで、雨と強風という最悪の事態となりました。それでも必死に耐えながら足を前に運びました。
8合目~9合目:きつい!

山頂はもうすぐ! 暴風雨に耐えながら歩みました!

山頂が見えた!

◆13:23 登頂
ようやく山頂(2486メートル)に到着。感無量でしたが、天候に恵まれず、周辺は霧で真っ白。疲れが一気に襲ってきて、落胆の度合いは相当でしたが、せっかくここまで来たので、少し時間をかけて様子をうかがうことにしました。
すると時折、雲が消え、眼下に中禅寺湖や周辺の山々が顔を見せてくれるではありませんか!
すかさずカメラを取り出し、シャッターをきりました。
二荒山大神

山頂

山頂から中禅寺湖を見下ろす
ときおり雲がどいてくれました
◆14:10 下山開始、15:27 7合目着、16:05 6合目着、16:21 5合目着、16:45 4合目着、17:48 下山
予定では帰路は2時間で下山するはずでしたが、前回立山で痛めた左膝痛が再発し、倍の時間を要しました。上りの方が早かったので、想定外でした。
今回、雨対策、寒さ対策をはじめストックを新調するなど装備は万全でしたが、身体を鍛え直さないといけないと反省しました。もう少しで日が落ち、深刻な事態になるところでした。
帰路に7合目付近から見た中禅寺湖
中禅寺湖

男体山(下山した頃に晴れてきました・・・)

◆18:32 中禅寺温泉(東武バス)発~19:05 日光着、19:35 日光発~20:19 宇都宮着、21:10 宇都宮発~21:37 郡山着、21:55 郡山発~22:58 会津若松着
今日の宿泊地は会津若松にしていたので、途中、止む無く新幹線を利用しました。
男体山でのロスが響き、余計な出費となりました。
ただ宇都宮から郡山まで在来線だと2時間かかりますが、新幹線だと27分でした。四分の一以下。都会では考えられないことですが、これが現実です。
今日は山の中に10時間近くいたので、さすがに疲れました。
スマホのアプリを見ると、約20キロ歩行していました。このアプリでは新記録達成です。
晩御飯は宇都宮駅構内でとりました。朝から何も食べていなかったので、宇都宮餃子は格別の味に感じました。ビールは自重するはずでしたが、我慢できませんでした。

2018年9月10日月曜日

2018年秋・青春18きっぷの旅①(西宮~岐阜~小山)

8月に購入した青春18きっぷが未使用のまま残っていました。
仕事の進捗度合によって休暇が取れるか微妙なところでしたが、9月6日から土日を含めて5日間の日程を確保できました!
青春18きっぷの使用期限は9月10日までなので、ぎりぎりセーフです。
喜び勇んで、旅に出ることにしました。

2018年9月6日(木)
地元は曇り。昨日、完遂できなかった仕事を早朝出勤して片付け、今旅の出発地点である西宮駅へと向かいました。
残念ながらこの数日は全国的に雨天続きとのこと。明確な目的地を定めないまま、とりあえず着の身着のまま東へ向かうことにしました。
何ともいい加減な旅ですが、青春18きっぷならではの旅を楽しむことにしました。

◆9:26西宮発~9:31尼崎着、9:38尼崎発~10:44野洲着、10:46野洲発~11:20 米原着、11:30米原発~12:05大垣着、12:10大垣発~12:22岐阜着
西宮を出てから、ずっと曇り空でしたが、大垣を過ぎたあたりから、少し晴れ間も出てきたので、岐阜駅で降りて、岐阜城を見学することにしました。
駅の観光案内所で城までの行き方を教えてもらい、ロープウェイの割引券もいただきました。
駅からバスで15分ほどで城下の公園に着きました。
岐阜城は急峻な山上に築かれているので、歩いて登城するにはかなりの労力が必要と考え、今回はロープウェイを使いました。
天守自体は復元物なので、それほど趣はありませんが、標高320メートルからの眺めは最高でした。
岐阜の街並みはもちろん、長良川と木曽川の姿が見え、濃尾平野を一望できました。
織田信長がこの地から天下布武を唱えたのも納得できます。夜景もきっと強烈に綺麗だと思います。
麓から岐阜城を見上げる
岐阜城天守

岐阜城天守からの眺め①:長良川の流れが一望できます。

岐阜城天守からの眺め②

昼食は天守近くのレストランでとりました。こちらも眺めが良くて、心地よい休憩となりました。
再びバスで駅に戻りました。

◆14:38岐阜発~15:57豊橋着、16:00豊橋発~16:36浜松着、16:38浜松発~18:53沼津着、19:03沼津発~22:02久喜着、22:05久喜発~22:27小山着
車窓から富士山が見られるかと期待しましたが、清水を過ぎたぐらいで日も落ち、残念ながらかないませんでした。18時半前のことなので、もう秋なんだと実感しました。
本日の宿泊地は小山にしました。本当は宇都宮まで行きたかったのですが、ホテルを確保できず、少し手前の小山で落ち着くことにしました。
今日はほとんど移動に費やしました。電車に乗っていた時間は計約10時間。西宮から小山まで普通に乗車券を買うと片道9830円かかるので、青春18きっぷの恩恵を感じた1日となりました。