2017年12月31日日曜日

2017年冬・青春18きっぷの旅⑤(4日目:弘前~青森~八戸~盛岡~福島)

現存12天守の中で唯一未踏の弘前城ですが、現在、本丸の石垣解体工事のため、天守を移動するという大工事の最中でした。
そのため、天守の中には入ることができない状態でしたが、天守そのものを間近で見ることはできるようなので、早朝に見学することにしました。
駅前のホテルを7時前にチェックアウトし、お城まで25分かけて歩きました。
雪道を歩くのは久しぶりのことで、これはこれで楽しい経験でしたが、靴の中までずぶ濡れとなりました。
やはり冬用のブーツを購入しておくべきでした。
城内は雪に覆われ、北国のお城という趣がありました。
3層の天守は立派でしたが、石垣がなかったので高さがなく、やはりお城は石垣が大事なのだと思いました。
弘前城・大手門

弘前城内の様子

弘前城天守1

弘前城天守2

◆8:58弘前発~9:49青森着
青森駅で少し待ち時間があったので、駅前の施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(入館料600円)を見学することにしました。
本物のねぶたが展示されていて、とても迫力がありました。
いつか本物のねぶた祭を見物したいと思いました。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」1

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」2

◆10:46青森発~12:17八戸着
青森-八戸間はJRではなく、青い森鉄道の管轄となりますが、途中下車(青森駅、野辺地駅、八戸駅は可能)しなければ、青春18きっぷでの移動が可能でした。
車窓から、1階まですっぽり雪で埋まった民家を目にしたり、ほかにも多くの方が雪かきをされている様子を見かけたりし、皆さん大変だなと思いました。
野辺地湾も大しけで、冬の海という感じがしました。
ただ、しばらくして三沢あたりに差し掛かると、積雪が急激に少なくなってきました。
同じ青森県でも太平洋側は違うのだと、再認識しました。
八戸駅に着いたときには雪はほとんど溶けていて、少し驚きました。
八戸では駅舎内の観光案内所を訪問。そこに充電スペースがあったので、念のためスマホの充電をしておきました。
こういったサービスは本当に助かります。どこの自治体でも、有料でもいいので、やってほしいと思います。
その後、昼食をとり、青森定食をいただきました。
ただ、何が青森なのか、最後までよく分かりませんでした…。

◆14:08八戸発~15:55盛岡着、16:03盛岡発~17:35一ノ関着、17:55一ノ関発~19:33仙台着、19:40仙台発~21:02福島着
八戸-盛岡間は、青い森鉄道といわて銀河鉄道の管轄となるため、青春18きっぷは使えません。
別途料金3040円が必要です。高い…。
同区間は東北新幹線も走っていて、こちらは3500円で乗車可能でした。
普通に考えれば、時間も大幅に短縮できるので、新幹線を利用すべきでしたが、あえて普通列車を選びました。
理由は、いわて銀河鉄道にはおそらく二度と乗ることがないような気がしたからです。

八戸とは打って変わり、一戸ぐらいから再び積雪が目立つようになりました。
やはり山間部は降雪量が多いようです。
列車は定刻どおり盛岡に到着。
盛岡からは再びJRに戻るので、青春18きっぷの出番となりました。
16時半ごろには周辺は暗くなり、電灯がつき始めました。
東北の夜は早いものだなと思いました。
最終日の移動時間を考え、この日は最低でも仙台まで移動する必要がありました。
少しでも先へ進んだ方が最終日の計画に余裕が生まれるため、この日の宿泊地は福島に決めました。
盛岡から福島まではほとんど爆睡状態で、気がつけば福島に到着していました。
福島に到着したのが21時を過ぎていたので、ほとんどの店が閉まっていました。
他の都市に比べあまりにも早く、正直驚きましたが、仕方なく近くのチェーン店で夕食をとることにしました。

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