2017年8月18日金曜日

四国一周の旅①(1日目:三ノ宮~播州赤穂~高松~丸亀~新居浜)

青春18きっぷを活用した初旅は、「2017夏 脱力の旅(四国編)」と題することにしました。期間は7/29~8/2の5日間で、旅の目的・目標は次の3点。
①四国を一周し、車窓からの眺めを楽しむ
②下灘駅を訪れる
③丸亀城、伊予松山城、宇和島城、高知城を見学する

その他の計画は決めず、その時々の「思いつき」に委ねることにしました。

初日は朝から晴天に恵まれ、幸先の良い旅立ちとなりました。

◆8:08三ノ宮発~8:50姫路着、9:11姫路発~9:43播州赤穂着
自宅を7時半に出て、今旅の出発地点・三ノ宮へ。まずは子どもの頃からテレビで観ていた忠臣蔵の舞台、播州赤穂に行ってみることにしました。
播州赤穂駅に降りて、駅の観光案内を見ると、赤穂城まで徒歩約10分で行けるとのこと。早速、向かうことにしました。
お城までの道沿いには、旧家を改装したお店が軒を連ねていて、昔の城下町の風情を感じることができました。赤穂城に
は、天守閣等は現存していませんが、城内には大石内蔵助を奉った大石神社があり、参拝。旅の無事を祈念しました。

大石神社

 ◆10:42播州赤穂発~12:02岡山着、12:12岡山発~13:05高松着
赤穂城からダッシュで駅に戻り、次の列車に乗車。播州赤穂から岡山までの赤穂線全駅を制覇(通過)できました。
岡山から次の目的地・高松へは快速マリンライナーに乗車。車内には運転士と車掌のほか観光ガイド役の女性社員が同乗しており、瀬戸大橋をはじめ主要スポットの説明をアナウンスされていました。列車で瀬戸大橋を渡るのは久しぶりだったので、雄大な瀬戸の景色をじっくりと眺めることができました。
そうこうするうちに高松へ到着。岡山―高松間が50分ほどで往来できることに、妙に感動してしまいました。
高松の滞在時間は約1時間だったので、高松城の外回りのみ見学し、昼食に讃岐うどんをいただき、駅へと戻りました。

◆14:13高松発~14:38丸亀着
この日のメイン、丸亀城へ向けて予讃線に乗車。座席で路線図を眺めていると、隣のおばさんに「○○駅には停まりますか」と聞かれましたが、「すみません、地元人ではないので、わかりません」と返答しました。すでに列車は高松を出発しており、不安気な様子だったので、手持ちの路線図を見せてあげて、確認してもらいました。

おばさんの目的地はどうやら徳島方面だったようで、次の駅で降りていかれました。都会のように1時間に何本も列車があるわけではないので、少なくとも2時間はロスされただろうなと、お気の毒に思いました。
丸亀城には丸亀駅から徒歩約10分で到達しましたが、入場門から天守までは急斜面の道のりが待ち受けていました。次の列車の関係で天守まで一気に駆け上がり、体力をかなり消耗しましたが、眼下に丸亀の町と瀬戸内海が広がり、別の角度からは讃岐富士が望め、疲れが吹っ飛びました。
今回の旅の目的の一つに、高松城を含む4城の見学を設定しましたが、きっかけは、天守が江戸時代以前に建設され現在まで残っている城は全国に12城しかなく、そのうちの4つが四国にあることを知ったことによります。どの城も駅からのアクセスが良く、この機会に巡ってみようと考えました。

丸亀城


丸亀城から讃岐富士を望む
◆15:38丸亀発~16:17観音寺着、16:19観音寺発~17:37新居浜着
丸亀からこの日の宿泊地・新居浜までの区間は、瀬戸内海の眺めを満喫することができました。時間的にはまだ先の駅まで進むことは可能でしたが、日が暮れると景色が見られなくなることと、初旅のため無理は禁物ということで、ここで初日を終えることにしました。

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