2017年8月27日日曜日

伏見稲荷大社見学の旅

◆期日:2017年8月26日(土)
◆訪問場所:伏見稲荷大社
◆ルート:11:30大阪発~11:59京都着、12:07京都発~12:12稲荷着
◆経費:
・交通費(往復1,680円)
・お土産代 1,000円
 合計 2,680円

今日は夕刻に親戚の法事があるため、京都に行く日でした。
せっかくの休日だったので、法事の前に、伏見稲荷大社を見学しようと、思い立ちました。
伏見稲荷は幼い頃に行ったような気がしていますが、記憶が定かではありません。
訪日観光客にとって1、2を争う人気スポットだと知り、自分の目できちんと観ておこうと考えました。

朝は曇り空でしたが、京都駅に着いたころにはすっかり晴れていました。
京都駅でJR奈良線に乗り換え、稲荷駅へ向かいました。
京都には4年ほど住んでいましたが、奈良線に乗るのは初めてのことです。
車内には外国人がちらほら乗車しており、稲荷駅に着くと、さらに大勢の外国人を目にし、人気の高さを実感しました。
稲荷駅の改札口を出ると、すぐ目の前が伏見稲荷大社の入口で、大きな鳥居が迎えてくれました。めちゃくちゃ近いな、と思いながら、奥へと進んでいきました。
伏見稲荷(稲荷駅前の鳥居)
本殿の方に進んでいくと、多くの観光客が思い思いに記念写真を撮っていました。
日本人に限らず、外国人観光客の大半が自撮り棒を持参し、駆使している姿を見て、改めてこの発明者はすごいなと感心してしまいました。
大社の全体図を見ると、一ノ峯がある山頂までは、けっこう時間がかかりそうな印象を持ちましたが、とりあえず千本鳥居を観に行こうと、深くは考えず奥へと進んでいきました。
伏見稲荷大社案内図
しばらくすると、延々と続く鳥居の入口に差し掛かりました。
このときにはまだ伏見稲荷の全貌を理解していなかったため、余裕綽々で周囲の風景を楽しみながら、歩いていきました。
伏見稲荷(千本鳥居の入口)
延々と続く朱色の鳥居の背景には、山の木々がもたらす豊かな緑があり、そこに天から陽光が降り注いでいました。それらは実に見事な配色を形成しており、あらゆる位置から見た景色が神秘的なものでした。おそらく日本独特のものでしょうから、外国人にはとても珍しく、人気があるのもうなずけました。
入口から40分ほど歩いたでしょうか。ようやく四ツ辻に到着しました。ここからは京都市南部が一望できますが、山頂まではさらに30分かかるという案内を目にし、心が折れそうになりました。
正直なところ、伏見稲荷をなめていました。これはもはやハイキングです。生半可な気持ちで来る場所ではありませんでした。
お茶で喉の渇きを潤し、心を入れ替えて、山頂まで向かうことにしました。
伏見稲荷大社
 
伏見稲荷大社
四ツ辻からさらに登ること20分ほどで山頂の一ノ峯に到着しました。汗は吹きこぼれ、インナーは既にびしょ濡れ状態でした。日帰りの旅だったので、着替えを持参しておらず、これは失敗でした。
一ノ峯で参拝後、少し休憩をとり、再び順路に従って四ツ辻まで戻りました。
四ツ辻ではベンチに腰掛け、汗がひくまでの間、心地よい風に当たりながら、眼下の美しい景色を心ゆくまで楽しむことにしました。
伏見稲荷(一ノ峯)
 
伏見稲荷(四ツ辻からの光景)
四ツ辻から本殿までは下り坂でしたので、あっという間だったような気がします。それでも時計を見ると、14時を過ぎていたので、一周するのに2時間を要したことになります。
途中、浴衣姿で参拝に来られている方をしばしば見かけました。ホテルや旅館で貸し出しをされているのだと思いますが、下駄ではとても山頂までは無理だと思います。革靴でも難があると思いますので、運動靴の着用・持参が無難だと率直に思いました。
移動時間を含めて4時間にも満たないプチ旅でしたが、神秘的な景色とちょっとした運動ができて、充実した休日を過ごすことができました。

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